
うちの子にも「9歳の壁」が来た!!……私に対応できるだろうか?
みなさん、助けてください。
本当に大きな壁です。9歳の壁というやつは!!
うちの上の子が9歳なのですが、とうとうウチにもやって来ましたよ!9歳の壁が!
もうその壁たるや鉄壁です。
名付けるなら9歳の鉄壁……
うちの子も苦しんでるのかも知れませんが、

それ以上に私が苦しんでいます。即死直前です
みなさん、検索エンジンを使って、この記事にたどり着いたものと思いますが、念のためにまず9歳の壁についてご説明します。
9歳の壁を簡単に言うと
・勉強が難しくなるので勉強についていけなくなる
・論理的(抽象的)思考が身について来るので気持ちがついていかなくなる

ザックリ言うとこんな感じです
で、今回、問題にしたいのが論理的(抽象的)思考になって、気持ちがついていけないの方です。
「勉強についていけない」の方はなんとなく対処法が予測出来るではないですか?
しかし、論理的(抽象的)思考、勉強以外の頭が良くなって本人もどうしていいか分からない状態の方が大問題だと思います。
まずっ!
大前提から言います!!
我が子が親に反抗してきたり、こちらが怒れてしまうような態度を取ってくるのは正常なことなので喜びましょう!!
↑本気ですよ。本当ですよ。
・宿題をやらない
・言っても聞かない
・(例えば)こちらが叱ると「自分はどうせクズだ」などと大げさに言って自暴自棄になる
・他人と比べて自分を卑下したり他人を攻撃したりする
親としては放っておけませんが、理由はこうです。
9歳の子が頭が良くなって来て他人を意識するようになるかららしいです。
今まで目に見えるものしか感じられなかったのに、今は目に見えない部分も気になっちゃうんです。
本人が一番アタフタしてるんです。
そして、もう1つ大事なことを言います。
本当に大事ですよ!!

親だって人間です。失敗してもしょげないでください(例えば、子供を怒りすぎてしまったとかで……)
9歳の壁の対処法に行く前にうちの事例を話させてください。
9歳の壁がどれくらい強大なのかを……
9歳の壁!Bの悲劇(ブランド家の悲劇!(喜劇とも言う))
我が子が家出!?
事の起こりは会社帰りです!!
妻からメールがありました。
どうも内容としては妻がお家の片付けをするように我が子(上の子)に言ったのが始まりのようです!!
しかし、9歳の我が子は全く片付けをしなかったそうです。
そして、そのまま勝手に遊びに行ったそうです。
妻と下の子(6歳)は一生懸命片付けをしています。
そこに上の子(鉄壁の9歳)が帰って来ました。
また妻は「部屋の片付けをしなさい」 と言いますが「鉄壁の9歳」は片付けをせずテレビアニメを見ていたそうです。
そして、妻と下の子が片付けも一段落して、少し休憩をしていたそうです。
もちろん「鉄壁の9歳」も同じ雰囲気で休憩中です。
「どうして片付けをしないの?」
的な事を妻が「鉄壁の9歳」に言うと、「鉄壁の9歳」はひつこいぐらいに言われて苛立った雰囲気ですごくふてくされた(←方言?)態度でドタンバタンと片付けっぽいことをしたそうです。
妻としては、それだけでも腹が立つのにどうも
「お母さんと◯◯(弟の名前)は片付けしてないのに、なんで俺だけ片付けをしないといけないんだ!」
的な不満をぶちまけたそうです。
もう意味が分かりません。(妻と下の子はずっと片付けをしていて、たった今休憩中なのです)
妻としては腹が立って仕方がありません。
「反省するか、この家から出て行きなさい」
と言ったそうです。もちろん、そんな人の気持ちの分からない人は というような前置きもあったそうです。
しかし……
我が子は家を出て行ったそうです。

マジでっ!?
妻からのメールではこんな細かい説明はないです。この内容は後から聞いた話で、メールでは「すごく腹が立った。家を追い出した。探して来て」くらいだけです。
我が子が家を出たのは18時ちょうどです。
私は自宅に帰る途中でした。
18時30分くらいに自宅に着き、カバンだけを家に置き、我が子を探しに行きます。
3月7日です。
夜の6時過ぎれば外はそれなりに寒いです。
可愛そうに思いながら、私は我が子を探します。
うちの上の子はすごい怖がりなので、あまり夜に1人で外に出たことはありません。
絶対に家の近くにいるはずです。
怖くて遠くにいけないはずなのです。
そして、すぐに怖くて根をあげて、自分から帰ってくるはずです。
しかし、19時になっても20時になっても帰って来ません。
近くの公園もコンビニもドラッグストアも探せるところは全て探しました。
我が子が見つかりません。
私ももうヘトヘトです。
これはマズイです。とうとう21時を過ぎました。
あの怖がりの我が子がこんな夜に1人で外にいられるとは思えません。
事件?
何かあったとしか思えません。
とうとう21時30分を過ぎました。私も寒い中、3時間も歩き通しです。
日頃、運動をしない私としては、かなりきついです。
しかし、心配すぎて探す事を止める気持ちにもなれません。
そして……
21時37分頃……
私が自宅の前に戻ってくると、遠くの方からトボトボと帰ってくる我が子の姿が見えます。
どれだけホッとしたことか。
怒る気も失せます。
とりあえず、ホッとしました。
一緒に自宅に帰ります。そしてその日はご飯を食べて寝ました。
問題は翌日の朝です。
大問題です。さすがの私もこれには激怒して良いんじゃないでしょうか?(もちろん駄目ですけどね)
我が子が家出をした日の翌日の朝
私が昨日の夜の出来事について上の子について聞いてみました。
「もう怒られるのが嫌だった」
と我が子は言います。
最近、9歳の壁を迎えて、わがままがひどく、やるべきこと(宿題やお片づけなど)を全くやらないので、我が子は私たち夫婦に怒られることが多いです。
「でも、それは君が怒られる事をしてるからいけないんでしょう?」
と私は言ってみます。
「……」
それに対して我が子は無言でした。

……
昨日の事を反省しているのかどうかも分かりません。
お説教のようなことはしたくないし、この話はこれ以上しても無駄かな? と私は思います。
今日の朝は機嫌が良いのか、私に対してテレビアニメの話などをしてきます。
私はそれに対して適当に相槌を打ちます。
「……頑張ればどうにかなるんだね。お父さん」
突然我が子は言ってきます。

??
突然です。私には意味が全く分かりません。
「何が?」
「……」
私は聞きますが我が子は無言です。
全く意味が分かりませんが、朝の忙しい時間帯なので、私も追求はしません。
そうすると上の子がまた言ってきます。
「頑張ればなんとかなるもんだね……」
我が子はなぜか、少し誇らしそうです。

…………
何か、嫌な感じはしますが、ここは無視します。
すると上の子がひつこく言ってきます。
「頑張れば人生なんとかなるもんだね」
……あんなに心配して3時間も探し回ったというのに、もしかしたら家出が成功したと言ってるのでしょうか?
ここは無視出来ません。
「君は……何を頑張ったの?」
「……」
「怒りに任せて家を飛び出しただけで……別に何も頑張ってないよね?」
と言ってみます。
「……」
鉄壁の9歳は無言でした。
何か、自分で考えてくれれば良いと思い、私がよそ事をやろうとした所で鉄壁の9歳が私に言いました……
……
…………
「じゃあ、お父さんは毎日、怒られて過ごすのと家を出るのとどちらがいい?家を出た方がいいじゃんか?」
どうしよう?意味が分からない。
でも、これはこう言ってるという事です。
自分は家出しなければいけないほど、毎日怒られてつらい!
自分は態度で示せれた!!
家出は大成功だ!!!! と……

………………
大人からしたら信じられません。
あんなに心配したのに、3時間も心配して必死に探したのに、怖がりだから大丈夫かな? と心配して、心配して、心配しまくったというのに。
我が子はそれが「うまくいった」 と誇らしそうにしてる……
一瞬、うちの子はどうしてしまったんだろうと途方にくれました。
そして、元から知ってましたが、9歳の壁について調べまくりました。
9歳の壁の説明についてはもう良いと思いますので、ここからは対処法です。
9歳の壁にどう対応すれば良いか
まず、話を聞く
当たり前の事ですが、私はこれが出来ていなかったのでしょうか。
ただ我が子の話を聞いてあげれば良かったと思います。
よく考えると一方的に言うだけになっていたかもしれません。
私は子供に口癖のように言います。
「まず、やる事をやってから!XXはそれからにしようね」
そして何回言ってもやってくれない時は怒ってしまいます。
我が子には我が子の理由があるはずです。
それをもっと聞いてあげられれば良かったと自分でも反省です。
こんな当たり前のことが出来ていませんでした。反省です。
子供の考えを(あからさまに)否定しない
せっかく気持ちを話してくれている時に、否定しないことです。
相手は9歳なのだから、(大人から見て)変なことを言っていて当たり前です。
導いてあげましょうよ。
親だけは、我が子の気持ちを理解してあげましょう。
うちの子の場合は、怒られて怒られて、しかし、どうすれば怒られないか分からなくて、口で言っても伝わらない親だから、態度で示したのです。
ちゃんと、宿題や片付け、学校の準備をすればいいわけでしょうけど、子供はそこまで発達していないのでしょう。
つまり、テレビが見たい、ゲームをしたいという欲望に勝てず、見終わった後はしなければいけない事を忘れてしまうのです。
自立心を育てる

これは難しい!!
……難しいと思うのですが、重要です。
言われた事すら出来ない(やらない?)のに、自立してやる訳がない。
だから、ガミガミ言ってしまう?
子供はどんどん頭も良くなって、個人を確立しているんです。
もしかしたら!!
言われたらやりたがらないけど、もしかしたら言われなければ自分からやるかもしれないじゃないですか?
そして、自分から進んでやった日はすごく褒めてあげましょう。
大人から見たらやって当たり前のことをやっただけですが、子供は違います。
他に誘惑があるのに(テレビやゲーム、おやつなど)、それに打ち勝って成し遂げたんです。
大げさなくらい褒めてあげましょう。
うちの場合はさりげに褒めます。すると、パァーみたいな感じで笑顔になります。日頃怒られてばかり(だと本人は思っているので)なので、すごい喜びます
9歳の壁まとめ!もっとも重要なことは、褒めること
やらない、出来ないことを「やれてないよ」 と言うのは簡単です。
しかし、子供は大人が思っている以上に傷ついていますよ。
大人だって人から「アレが出来てない」「コレも出来てない」って言われると嫌じゃないですか?
まだ、9歳だと子供は親のことを尊敬していると思います。
そんな親に否定されたらどんな気分でしょうか?
小学校に毎日行って、社会生活も大変なはずです。
自宅では認めてあげましょう。褒めてあげましょう。
甘やかすんじゃないんです。
まずは子供の良いところを見てあげて、伝えるんです。
我が子の良いところを。
あなたの良いところを、お父さんとお母さんは知ってるよ。 て。
簡単じゃないですか?
きっと、そんなことで、9歳の壁は吹き飛ばせます!
私も頑張りますからみなさんも頑張ってください。
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